佐野いくお -- オピニオン

「佐野いくおの主張（政策一口メモ）」　

No.1
自治体経営努力の必要性とその実現

	「先進取り組み自治体」と「火が点くまでやらない自治体」との間で、行政水準の格差がどんどん広がっています。小平市はどちらかと言うと「後者だ」と言われています。
	これまで、国は補助金という飴をなめさせ続け、自治体経営の本質を奪ってきたのではないでしょうか。企業のように努力しなくても、している自治体との「差」は表面化せず、補助金（地方交付税）でいつも埋められていたということです。
	ところが、その補助金制度が国の財政破綻により崩壊しつつある今、たとえば税率を上げるとか、税金をたくさん収める「稼ぎ手」の市民を大切にする守りではなく、むしろ積極的に「稼ぎ手」を育成する施策が必要なのではないでしょうか。
	私の意見⇒積極的に育成する施策が必要とは、充実した教育や福祉の実現にこそ、この税収増をもたらす「稼ぎ手」の育成が最重要であるということです。例えば、今や商店街振興で街路灯や舗装を補助するより、市民の財布のヒモを、市内で緩めてもらう方法を考え、実行していきたいと考えています。